第17話「ギンギラギンにさりげなく」

原作の「ギンギラギンにさりげなく」は、当時近藤真彦が歌っていた曲ですね。
響子が管理人として一刻館にやってきてちょうど一年。五代は響子をディナーに誘います。しかし、響子はし当日、待ち合わせ場所を間違えていました。朱美に指摘されてマ・メゾンに急ぐ響子。原作では一時間以上の遅刻、TV版アニメではなんと3時間以上の遅刻です。マ・メゾンで泣きながら謝る響子…
ブルーレイ:3枚目
原作:TVシリーズ第14話「やったね五代くん!響子さんと初デート」
五代、管理人さんをデートに誘う
管理人さんが一刻館にやってきて、ちょうど一年。五代は管理人さんを食事に誘おうとします。他の住人に見られないように、裏庭から管理人室へ。すると管理人さんは(第2話「惣一郎さんっ!!」に引き続き)、思いっきり仰向けで寝ています。

これも一つの試練ですね。思わず手で触れようとする五代ですが、なんとか我慢しました。(一年の成長でしょうか、笑)
緊張しつつ何とか食事に誘った五代。管理人さんはあっさり「はい」と答えます。五代初めての正攻法です。やっとマナーどおりに誘いました。
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待ち合わせ場所の勘違い
五代以外の一刻館のメンバーと三鷹は、飲み屋の「豆蔵」で響子の管理人の就任一年祝いをしています。五代は待ち合わせ場所に「マ・メゾン」と言ったのですが、響子は響きが近い「豆蔵」と勘違いしていました。
いつまでたっても五代は姿を見せません。
朱美さんに「待ち合わせ、マ・メゾンじゃないの?」と言われると、管理人さんは慌ててマ・メゾンへ。
もう7時を回っていますが、五代は待っていました。ごめんなさい、と泣き始める響子。
響子の荷物を取りに「豆蔵」に行くと、一刻館のメンバーに捕まってしまいデートはおじゃんに。
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なかなか会えないアニメ版
この回のアニメ版は良くできています。
響子が「マ・メゾン」に行くと、五代はトイレに行っていました。
偶然あった友人の坂本は、五代はこずえちゃんとデートしていると、響子に伝えます。でも「豆蔵」に戻って怒りながらスルメを食べているとこずえちゃんが入ってきます。響子は、坂本の言ったことの間違いに気づきますが、もう21:30に。
走って「マ・メゾン」に向かいます。このシーンはいいですね。やっぱりアニメーションは動きがあって名シーンです。
途中でヒールが脱げてしまい、手に持って走っていきます。(まだHIMIKOブランドじゃないんですね。)
なにか当時この手のドラマでよくあるシーンだったか、単に『めぞん一刻』を覚えているのが、凄く既視感がある感じです。
五代はずっと「マ・メゾン」で待っていました。なんと22時を回っています。なんと3時間半の遅刻...
原作は、7時だとそこまで極端に遅れたわけじゃないですけど、22時ってさすがに凄いですね。ちょっとというか、やりすぎです、笑
「マ・メゾン」のBGMはCindyですね。
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結局デートはできず一刻館へ
原作もTV版アニメも、内容的には一緒なのですが、時系列が違うので今回はTV版アニメのシナリオで。
遅れて来た引け目のある管理人さんは、五代が肩を抱いてくるのを仕方ないかと許します。「こうやってさりげなく抱けば良かったのか」と考える五代。しかし一刻館の人々がやってきて、五代と響子を引き離してしまいます。
一刻館へ着いて、他の住人が建物に入った後、
五代「もう結構です」
響子「待ってください!」
五代「もういいでしょ、怒ってませんから」

とその流れで、五代はキスをしようとします。

その瞬間、響子の強烈なビンタ!そのまま怒って一刻館の中に入っていってしまいます。
原作、アニメ版共に楽しめますが、最後のシーンはやっぱりアニメ版がいいですね。特に傘を使って、豹変する響子のビンタシーンを上手く演出しています。
高橋留美子先生の人気作!
主人公もヒロインも徹底してクールギャグも温度低めでシュールなNEWるーみっくわーるどはキャラクターコメディーの新境地★
結局ジェントルじゃなかった
最後の最後になって下心が出てしまって、結局まだジェントルではなかった五代です。だからって響子もいきなり怒り出してビンタって、コメディにしても凄いオチですね。
アニメ版なんか3時間半も待たされたのに、笑
待った時間が1時間弱と、3時間半では全然違うし、ストーリーも変わってきそうなものです。