二階堂望

『めぞん一刻』の後半になってから、別の良いマンションへいくはずが間違えて一刻館の2号室に入居してきた学生(18才)です。
二階堂 望(にかいどう のぞみ)
1階に入居して二階堂ってことは、「二階どう望む?」って感じでしょうか。どういうことだか、わかりませんけれど。
意味もなく空いていた2号室に入居してきたのですから、本来は重要なキャラになるはずです。これで一刻館の空き部屋は、3号室(三鷹のために空けてある)だけになったんですからね。
しかも二階堂くんが初登場するのは第77話「春の墓」の次から。ちょうど『めぞん一刻』の転機にあたる大事なタイミングです。
第78話「一緒に住もうね」で登場し、それから連続7回も二階堂くんが中心のエピソードがあります。
空気が読めないキャラで、ケンカ中の響子と五代の仲について、徹夜で一刻館の人たちにヒントを126回もらった挙句、思いっきり図星な発言をしてしまいます。

トラブルを起こしまくった結果、結局一刻館ワールドに入れなかった様子で、その後はたまにしか出てこないです。 ただ、一刻館にも慣れてしまって、逆に居心地が良くなったのか、そのまま長く住み着いてしまいます。
情報伝達か何かに使えそうなキャラなので、理由(わけ)もなく開いていた2号室に入れたのかな?でも登場の仕方が強烈だったので、あまり評判が良くなかったんですかね?
あと18歳の男子学生ってことで、性格は大分違えど五代と位置づけが被ってしまい、メインのストーリー展開に影響を与えやすいキャラかも知れません。実際、こずえちゃんと一緒に映画に行ったりもしています。
二階堂くんが一刻館を荒らし回ったあと、今度は同年代の八神いぶきが登場します。二階堂くんのストレートなキャラは、八神が受け継いだのかも知れませんね。
アニメ版では割愛されて登場しません。逆に3号室に三越さんが入居する回があります。何で3号室なのか?視聴者をまこうとしたんですかね?